Googleアカウントストレージ圧迫に伴う34万件のGmailデータローカルバックアップ作業

2023/09/11

Gmail Google PC Thunderbird UWSC

警告「まもなく写真のバックアップ、ドライブへの保存、Gmail でのメールの送受信ができなくなります」



ストレージ使用率95%を超えた辺りで表示されました。
Gmail でのメールの送受信ができなくなるのは日常生活に影響が出ます。

ストレージ使用用途確認


Google One ストレージを見て、何にストレージを使用しているのか確認します。
私の場合は10年以上使用していたGmailがストレージを圧迫していました。

前提条件

  • PC

対応案検討

  1. Google Oneストレージ契約
    サブスクはお金がかかるので却下です。
  2. 不要メール削除作業実施
    削除可否判断に時間がかかるので却下です。
  3. ローカルバックアップ作業実施
    ローカルストレージ容量は食い、バックアップしたメールを参照可能な状態にする時間が掛かる想定ですが採用です。
  4. 外部バックアップツール利用
    Gmailのバックアップをもっと簡単に取るには
    対応後(記事執筆の際)に発見した記事のため不採用です。
    次回バックアップ作業を行う際に試す予定です。
    1番簡単そうなので未検証ですがおすすめです!

作業手順

①~④の順に作業を実施しました。

①Gmailからバックアップ

Google データ エクスポートから以下のオプションを選択しエクスポートを作成を押下
翌日にエクスポート完了連絡が来たのでダウンロード(1週間ほどの期限付き)
  1. 追加するデータの選択
    Gmailのみを選択
  2. ファイル形式の選択
    .zipを選択
  3. ファイルサイズの選択
    50GB
  4. エクスポート回数(頻度)の選択
    1回エクスポート
  5. エクスポート先の選択
    ダウンロードリンクをメールで送信

②バックアップ済のデータを外部メールソフト(Thunderbird)で確認

mbox形式でダウンロードされるため、読み込める外部メールソフト(Thunderbird)で確認
MBOXファイルをThunderbirdに読み込む方法!

Thunderbirdの使用感

メール検索機能に難がありそうなため乗換検討
(引越に伴いワクチン接種履歴が不明だったため、メールから洗おうとしたが検索機能を使いこなせなかった)

③バックアップ済の対象データをGmailから削除

  1. すべてのメール
  2. 期間を指定
    バックアップ対象期間を指定
  3. 表示されている100件を全選択
    左上ボタンを押下
    ※「このページ内のスレッド 100 件すべてが選択されています。すべてのメール のスレッドXXXX件をすべて選択」というメッセージが出るが無視推奨。件数が多すぎると削除処理が未反映となる場合があるため。
  4. 選択されたメールを削除
    削除ボタンを押下
  5. 3~4を繰り返す
    UWSCを使用しマクロ作業実施
    2秒で100件処理し計約34万件を二晩かけて削除
    ※一部削除漏れが発生していたが原因不明

表示件数を変更する方法

  1. 左上歯車ボタンを押下
  2. すべての設定を表示を押下
  3. 1 ページにXXX件のスレッドを表示のXXXを変更

④Gmailのゴミ箱から削除

ゴミ箱のメールはストレージを使用している扱いのため削除
15万を超える件数を一括削除した実績あり
(表示上は削除中ポップアップが出力されたまま停止したが、ページ更新した結果削除されていることを確認)

メモ


Googleアカウントを圧迫している不要そうなファイルを機械的に削除するツール